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2023年1月

2023年1月 5日 (木)

環境データ取得のIoT化(2)Arduino IDE 1.8 の準備

今回はarduino IDE 1.8側の準備を行います。ESP-WOOM-02との通信で初期値を読み込むために1.8を使っています。

(1)ボードマネージャーにESP8266をインストール
ファイル→環境設定に行って

1

追加のボードマネージャー(赤丸の箇所)に
https://arduino.esp8266.com/stable/package_esp8266com_index.json
と入力し、OKをクリックします。

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ツールからボードからボードマネージャーに行って
(図ではボードマネージャーの一覧でesp8266 boardsが見えていますが、
 初めての場合見えていません
 見えていたらボードマネージャーのインストールは不要です)

3

お好みのバージョン(詳細は次節にて)を選んでインストールします。

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インストールが終わったら
ツールからボードからESP8266 Boardsを選んだ先のところから
Generic ESP8266 Modulesを選択します。

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ここまでで設定終わりです。

(2)ESP-WROOM-02との通信設定

続いて、ツールから設定条件を設定します。ここで先ほどインストールした
ボードマネージャーのバージョンによって設定項目が違ってきます。
大まかには、新しければ新しいほど、設定項目が多くなります。。。

基本は、前回メモした

(#時刻表示#)  -> SPI Speed : 40MHz
(#時刻表示#)  -> SPI Mode : DIO
(#時刻表示#) -> SPI Flash Size & Map: 16Mbit(512KB+512KB)

↑の情報と、SPI  Flash Size & Map: 16Mbit(512KB+512KB)より


flash_size arg  


Number of OTA slots


OTA Slot Size


Non-OTA Space


2MB


2


512KB


1024KB

↑から、16Mbitは2Mbyte
OTAは512KB、それ以外のスペース(FSとかSPIFFSとかと言われる)が1024KBの情報

USBシリアルの

 TX, RX, GNDの3ピンしか使用できません。
 DTR利用しません

↑の情報の組み合わせできまります。

以下、設定の少ない古いバージョンから見ていきますが
記載無い箇所はデフォルト(初期値)のままで良いと思います。

*ver 2.3.0

画面中ほどの
Flash sizeを2M(1M SPIFFS) 
↑今回のメモリが、2Mバイトで、OTAは記載されておらず、それ以外のスペースが1Mバイトなので

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Flash ModeをDIO
Flash Frequencyを40MHz
Reset Methodをckで(少なくともnodemcu形式では無いので)

8 

*ver 2.4.2

画面中ほどの
Flash sizeを2M(1M SPIFFS) 
↑今回のメモリが、2Mバイトで、OTAは記載されておらず、それ以外のスペースが1Mバイトなので

9

Flash ModeをDIO
Flash Frequencyを40MHz
Reset Methodをckで
(nodemcu形式では無く, dtrは使わないが、deep sleepのリセットは使うのでnoneでもない
 という消極的選択)

10

Ver 2.5.2 インストール失敗につき確認できませんでした。

Ver 2.6.3

画面中ほどの
Flash sizeを2MB(FS:1MB, OTA:-51KB) 
↑今回のメモリが、2Mバイトで、OTAは51KBで、それ以外のスペースが1Mバイトなので

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Flash ModeをDIO
Flash Frequencyを40MHz
Reset Methodをno dtr (aka ck)で
(nodemcu形式では無く, dtrは使わないが、deep sleepのリセットは使うのでno noではなさそう
 古いバージョンではckで動いていたので多分これ、という消極的選択)

12

Ver 2.7.4(Ver 2.6.3と同じっぽい)

画面中ほどの
Flash sizeを2MB(FS:1MB, OTA:-51KB)
↑今回のメモリが、2Mバイトで、OTAは51KBで、それ以外のスペースが1Mバイトなので

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Flash ModeをDIO
Flash Frequencyを40MHz
Reset Methodをno dtr (aka ck)で
(nodemcu形式では無く, dtrは使わないが、deep sleepのリセットは使うのでno noではなさそう
 古いバージョンではckで動いていたので多分これ、という消極的選択)

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ver 3.0.2

設定項目がver2に比べてだいぶ増えていますが、ポイント箇所はこれまでと同様で

画面中ほどの
Flash sizeを2MB(FS:1MB, OTA:-51KB) 
↑今回のメモリが、2Mバイトで、OTAは51KBで、それ以外のスペースが1Mバイトなので


15_20230105203901 

Flash ModeをDIO
Flash Frequencyを40MHz
Reset Methodをno dtr (aka ck)で
(nodemcu形式では無く, dtrは使わないが、deep sleepのリセットは使うのでno noではなさそう
 古いバージョンではckで動いていたので多分これ、という消極的選択)

16_20230105203901

以上となります。
次回はプログラムの書きこみにトライしてみます。

 

 

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